保険会社の後遺障害申請案内にご注意

こんにちは。
弁護士の宮城昌弘です。
今回は保険会社の後遺障害申請案内についてお話いたします。

いわゆるムチウチといわれるお怪我の場合で、半年間治療をしても症状が残る場合、保険会社から後遺障害申請の案内が届く場合があります。
一般の方は、ご自身のお体に痛みが遺られていることから、ついついこの案内に従って後遺障害申請をしてしまうことが多いです。
しかし、ムチウチの場合に半年間で症状固定(医学的にみてこれ以上治療を継続しても良くもならず、悪くもならない状態をいいます)して、後遺障害の認定がされることは少ないです。
保険会社は被害者への賠償金を低くすればするほど、自社の利益になります。
つまり、営利企業ですから、できる限り被害者への賠償金を低く抑えようとします。
そのため、後遺障害申請に関しても、認定される可能性の低い段階で申請の案内をするのが通常です。
従いまして、後遺障害申請の案内が届いた場合には一度弁護士に相談することをお勧めします。
私の所属する弁護士法人心東京駅法律事務所では無料で法律相談を行っております。
ムチウチも含めて後遺障害申請に関してご不安のある方は是非弁護士法人心東京駅法律事務所にお気軽にご相談ください。